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日欧米国アナリスト比較

■欧州のアナリストの歴史

欧州のアナリストの歴史は、米国ほどに「アナリスト」の歴史は古くないですが、イギリスは欧州で最もアナリスト制度の発達した国です。

1955年に証券アナリスト協会が設立され、アナリストという職種も社会的に「独立した専門職」として認められています。

欧州のアナリストを組織しているのは、EFFAS(European Federation of Financial Analyst Societies)で、約13000人の会員から成っています。

■イギリスのアナリスト

イギリスのアナリストの中でも、長い海外投資の経験と歴史を背景に、国際的なファンド・マネージャーやバイサイド・アナリストに優れた人材が多く目立つようです。

したがって、ロンドン・シティばかりでなく、スコットランド・エジンバラにも国際的なファンド・マネージャーやアナリストが集積しています。

■ノイア・マルクト

ノイア・マルクトとは、97年3月に開設された新興・ベンチャー企業向けの株式市場である。
これは、ディスクロージャーの充実(四半期決算の義務付け)と年1回以上のIR活動の義務付けにより、アナリストの仕事は一段と繁忙さを増したのではないでしょうか。
欧州のアナリストは急激な変貌期にあると言えるようです。

■欧米のアナリスト

欧米のアナリストの産業別分布は、米国ではハイテク産業に比重が重く、医薬品/バイオ、航空・宇宙、コンピューター・ソフトなどが社会的にも高い評価を得ていたようです。

イギリスでは医薬品/バイオは同様だとしても、比較的「ストラテジスト」と国内の内需型産業にも「著名アナリスト」が多かったようです。

■日米のアナリスト比較

・アナリストになる前の経歴やプロセスが、日米では相当に異なっています。
・したがって、担当業界における「専門性」では、米国が優れています。
・米国のアナリスト(インデペンデント:一人前の独立した)は、アシスタント・アナリストを部下に持ち、データの整理や粗原稿(マニュスクリプト)を任せることができます。
・米国では、大手証券会社のアナリストだけでなく、中堅証券会社が「リサーチ・ブティック」として知名度があり、特定の成長産業に的を絞って活動しています。
・米国では、アナリストだけでなく、ストラテジスト、チャーティスト、マーケット・アナリスト、クオンツ・アナリストなどが各々の地盤を確立しており、それぞれの職業寿命も非常に長い。もちろん、転籍を通じて職場はよく変わります。

■日本のアナリストの歴史

日本のアナリストの歴史は、昭和50年代後半(1975~)「アナリスト」という呼称が証券アナリストを指し、世間にも定着し始め、日本証券アナリスト協会(http://www.saa.or.jp)の検定アナリスト試験制度もちょうど昭和56年(1981)から始まりました。

今では試験に無事合格するための参考書や昨年、ジャスダック市場(店頭)に上場したTAC(本社:東京・水道橋)などの資格試験合格支援スクールも出現するほどの発展ぶりになっています。

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